パニック障害の苦しみを共有し、チームで解決する方法
こんにちは、岡部です。先日スキーに行ってきました。群馬県のかたしな高原スキー場でスキーを家族で楽しんできました。その時の気づきをシェアしたくて書いています。リフトに乗っているときに山を下から見あげると上級者コースがすごく難しく見えたんですね。うわっ、大丈夫かなって。
それで上に来ていざ滑ってみると、意外とできるなって思ったんです。やっぱりやるのとやらないのとは全然違う。見るだけでは恐怖感がすごいなとか、そういうことを考えていました。ただ見ているのや行動をしないのは怖くなってくるんですよね、脳みそは怖がりだから。
恐怖を克服するにはやっぱり何事もやってみる、の精神が必要なんだなと実感しました。勇気を出すことって大人になればなるほど大切。そんなことを思っていたら、ある患者様とのエピソードを思い出しました。今日はそのお話を書きたいと思います。
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克服の道:パニック障害と向き合うSさんの勇気の物語
整体院おかべに通ってくださって数年たつ患者さんのSさんの話です。当院に厳密には3年ぐらい通ってくださってる方なんです。当院は体調がよくなっても、自らの意思でメンテナンスに通ってくださっているのですが、重度のパニック障害で整体院おかべに来る前は、大学病院から鍼灸院までありとあらゆるところに通っていた人なんです。
当院に来た当初を昨日のように思い出せます。夕方になるとお腹がパンパンに膨れ上がるだとか、不安感が止まらないとか、動悸で夜眠れないとか、そのような苦しみをする2年から3年ほど抱えていらっしゃった方なんですね。それでもやっぱり頑張っていて、会社もまず休まない頑張り屋さんで素晴らしい営業マンでいらっしゃるんですが、
もうどうにもならないということで、当院に駆け込んできてくれたんですね。そのときはお薬のリーズかな?飲み始めて以来、何年にも渡って大学病院にも行っていたんですが、なかなか良くならなかった。体調がひどいときにはもう家にいられなくなるそうです。そわそわしてしまい、止まっていられないのです。
プライベートな時間は外に出て、とにかくひたすら歩いている。パニック障害の人だけがわかるつらさですね。とにかく、落ち着かない日々を過ごしていて、たまたまTwitterでおかべを見つけてくださって、来てくださるようになったんです。
気圧が引き起こすパニック障害のおなかの張り
そのときの話を私も未だに忘れないんですが、雪が降る前日に彼が来てくださったんですね。そのときの彼のお腹の張り、もうカエルのお腹が張り裂けそう!なぐらいパンパンに張っていたのを忘れられません。自律神経失調症の人は気圧が下がってくると体調を崩しやすく、おなかが張ったり凝ったりするのです。
そんなSさんですが、先日に展示会に参加するということになったんです。展示会というのは会社の商品のPRのために、ブースに入ることになったそうです。ブースの狭くて身動きがあまり取れない。しかもいつお客さんが来るのかわからないので、常にそこになければいけないそうなんですね。
これがパニック障害の方には特につらいところなんですね。なぜかというと、身動きができない場所かつ逃げられない場所が怖くて辛くて仕方がないんです。だから冷や汗をかいたり、動悸が出てしまう。
それを考えると前日にSさんは心配で眠れなくなってしまって、肩も凝って不安感がひどくなってしまったとご連絡をいただいたんですね。朝の5時ぐらいだったかな?私はそのときにメールで大丈夫ですよと返信しました。
パニック障害の悩みを共有し、チームで解決しよう!
Sさんはもう大丈夫だと私は自信がありました。メンテナンスもばっちりやっていますし、つらくなったら頓服代わりにお医者様から頂いたお薬に頼れば良いと思いますよ、とお返事しました。
自信を持って行ってくださいねっていうことも書いてメッセージを送ったんです。そしたら、一切それから連絡がなくって、どうだったんだろうって気になったんですよね。私達がスキーだったっていうのに遠慮していたのかもしれないから、こちらから連絡を取ろうと思っていました。
帰りの道すがら、彼に連絡してみたら、もうばっちりでしたというお返事をだったので安心しました。良かった❣今回のSさんの勝利の要因はですね、やっぱりメンテナンスし続けてたことと1人で悩まなかったことなんです😊
私達に必ずご連絡くださって、1人で抱え込まないようにすることが良かったんです。絶対に1人で抱え込まない!安心安全な何を言っても許されるチームの中でパニック障害を良くする。私達の整体院の鉄則なんですが、患者様とチームになる、チームで解決していく、そんな整体院です。
やっぱりチームで解決するのは柱が強固です。心に強固な柱が立つので、ぐっと改善への距離が近くなりますし、気持ちも安定します。繰り返しますが、患者様と私たちはチームです。悩みや苦しみはチームで解決していきます。これを読んでいるあなたがもし自律神経失調症やパニック障害、どこに行ってもよくならない痛みを抱えているのなら
どうぞ当院に来てください。チームになり一緒に問題を解決していきましょう。