患者様は家族です:励ましと信頼と安心の空間がここにあります
こんにちは、今日も雨が降っていますね。気圧が変化するので当院には頭痛を訴えてくる人が多いです。中には鼻が詰まると訴えてくる人もいます。そんな時は、頭痛を緩和する首から頭蓋骨までを緩める施術を行うとかなり楽になります。おうちでやれることは、ストレッチや湯船にしっかりと浸かること。最近、シャワーで済ますという方が多いのですが、絶対にお風呂に浸かってくださいね。
さて今日は、お店の雰囲気や私たちがどんな思いをもって整体をしているかを伝えたいと思っています。私たちにとって整体院おかべに通ってくださる方は家族同然です。開業して18年になりますが、10年以上も通ってくださっている方が多くいらっしゃいます。そんな仲ですから、本当の家族にも言えないような悩みを打ち明けてくれたり、必要であれば一緒にお食事をしながらお話をしたりする関係の人もたくさんいます。
先日、ある患者様にとても励まされたお話をシェアしたいと思います。整体に関係のないことではありますが、当院の雰囲気を伝えることができるエピソードなので、是非ご参考にしてくださいね
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患者様の励ましに感謝:整体師の幸せ
話せば長くなるので 割愛するんですけれども 、私色々ありまして、思い切って親との縁を切っております。ただ、毎日私の子供たちは父と母にお世話になってるんですね。遊びに行ったり、ご飯を作ってもらったり。ですので完全に縁が切れたわけじゃないんです。ただ、そのことが私を苦しめているわけなんです。こんなにお世話になってるのに挨拶 お礼の一言も言えないと言うか言わない。
ごめんなさい、悪い娘でごめんなさいって謝りたくなる時があります。でそれをどうしたらいいのか っていうのは答えが出てこないのです。そんな時、あまりに辛い時には、プロ失格かもしれないんですけど患者様にご相談するんですね。どうすればいいんだろうと。みなさんはどのように乗り切ってきたということを。
患者さんたちは、すごくあの苦しい時期を送ってきた方が多いのです。年齢が上の人も下の人もいるんですけど人生の先輩 なんです。だからついお力をいただきたくて聞いてしまうことがあります。そんな時に、ある方に言われた内容をシェアしたいと思います。
一体何に対して謝りたいの?
先生何に対して謝りたいの って言われたんです。私が親に対して申し訳ない思っていると言った直後に聞かれました。私は、結局自分の存在そのものが良くない。良い娘でないことに対してすごく謝りたくなってしまっているという話をしたら、それはおかしいってあの教えてもらったんですね。
親っていうのは子供が自立して新しい生活を踏み出して例えば、結婚して子供を産んでくれてその新しい家庭をうまく 円滑に回しているっていうこと自体が もう十分に親孝行なんだだから謝らなくてよろしい って言ってもらえたんですね。この言葉、私にはすごく響きました。救われた気持ちになりました。
いつも罪悪感を持ちつつ 生きていたので心が安らいだのをすごく覚えています。こんな風に患者様と自己開示をしたり、し合ったりすることがとても幸せな時間を作り出しています。私たちの整体院は、患者様と深いいろんな話が飛び交っていて、他人には言えないなっていうような話もする方いらっしゃるんです。
そこまで自己開示ができて、お互いを信頼しあっていると当然整体がうまくいく、効果が発揮できるのです。私たちも家族のように患者様を思っていますし幸せになってほしいと願いながら、全身全霊で整体をやっております。
今時、患者様は家族なんて言っているところも珍しいとは思うのですが、こんな家族的で支えあえる整体院に通ってみたいなと言う人がいらっしゃいましたら是非お顔を見せてほしいです。一緒に心身共に幸せになりましょう。