【ボロ屋セルフリノベ物語】おんぼろごみ屋敷のオーナーになった話
こんにちは、まだまだ暑い日々が続いていますね、とあいさつで済めばよかったのですが。この暑さの中草むしりを数時間やっていましたおかべです。まだ蚊がいるという九月。もう一体どうすればよいんだろう?草をむしっていると、かわいいカエルが出てくる。この子たちが日差しをよけられるスペースを奪っているのかもしれない。
私は、昨日埼玉県の東松山にいました。主人のおとうさんの実家に草刈りに。八王子から圏央道で40分。美しい街だと思う。近所の人たちもすごく良い人で、ここに住んでいた義理のおじさんは幸せだったのだろうと実感しています。私も、お隣のYさんに会いたくて通ってる節があるし。人が好きな私。もうこのご近所さんの温かさにやられています。
実はこの実家。築60年だろうと思われるぼろ家で、家の中は残置物だらけで足を踏み入れるとき、かび臭さが鼻を突きます。なんだか懐かしい。高い玄関も、ぼっとん便所も。そんなノスタルジーに浸る間もなく、現実がやってきます。
そうだ、そうだ。草刈りのためにここに来たんだ。外は炎天下。少し動くと汗が頬を伝います。院長の腕も汗がしたたり落ちていました。背のたけまであろうかと思われる草。鎌で刈って刈って。それでも道半ば。セルフリノベなんた夢のまた夢?いえいえ、そんなことはない。あきらめるな!亜矢と内心、叱咤激励していました。それぐらいじゃないと、もう心が折れそうなぐらいの雑草の存在と、残置物の迫力とおんぼろ屋だ。
それにしても暑い。人間が便利さを優先させて、温暖化を招いているんだとしたらなんて罪深いのだろう。私たちが、今やっていることってすごくエコだなあ。なんてことを感じながら、もくもくと草を刈っていました。半端じゃない草、草、草。頬を伝わる汗。DIYをすると痩せるって聞いたけれど、本当かもしれない。
「基礎のモルタルの部分が朽ちている」と、主人。よくわからないけれど、やってやれないことはない。半年かけて、自分たちでこの家を建て直すんだ。