【パニック障害】三年間続いた息苦しさや予期不安が楽になりました
30代 男性 川崎市
こんにちは、身近な人がぶつぶつと文句を何かしら言っているとき、どんな感じがしますか?気にならない?何かいっているなあ程度?気になって仕方がない?私は、気になるどころか胸が重くなります。体にも変調が出て肩に力が入ります。これは子供のころからの癖です。
自分とは全く関係がないことなのに、「自分のことを言われている」「あの人が文句を言っているのは私のせいだ」などと脳が勘違いしているのです。勝手に苦しんで自分責めを何十年も繰り返しています。昨日、これは実際に起こったことなのですが、寝る前に肩が硬くなっていくのが手に取るようにわかりました。
こんな時、自分に話しかけます。自分のことを言われているわけではないのだよ。相手が感情を吐き出しているだけで自分には全く関係のないこと。自分になんでも責任があると考えるのも立派だけど、苦しいならやめてしまってもよいよ、と。
なんでも「自分のせいだ」とすべての責任を勝手に背負ってきた小さな自分を慰めていこう。そんな風に改めて思いました。みなさんは、どんな風に自分を慰めていますか?大丈夫じゃないのに大丈夫と言い続けてきた小さな傷をなでなでしてあげてね。
新幹線に乗るのが怖いけれど出張に行かなくてはいけない
さて、本題に入りますね。今日ご紹介するMさんは、働き盛りの男性です。川崎市にお住まいですが、仕事場が多摩地区にありおかべに通ってくださっています。おかべに来てくださった理由はパニック障害で新幹線などの「気軽に席を変えられない」状況に耐えられないのをどうにかしたいことでした。飛行機にも乗って海外出張のチャンスもこれ以上逃したくない気持ちもありました。が、焦るほどに予期不安がひどくなりどうにもならなくなっているとおっしゃいます。
パニック障害の予期不安は骨格を正して改善できる
Mさんのお体を確認すると左側の背中の一部にこぶと間違えそうなほどの張りがありました。この部分が影響して頭蓋骨の歪みを誘発していました。息苦しさもかなりMさんにはありましたので、この部分の矯正をしました。また、骨格だけでなく内臓の調整もかなり重要な項目です。自律神経失調症の方は内臓の動きが落ちている傾向にあります。Mさんも例外ではなくかなり大腸の硬い部分がありました。こちらも施術と食生活のアドバイスをしました。
新幹線も飛行機も落ち着いて乗れることが自信に
Mさんは、おかべの施術を受けてから三か月後、14時間のフライト時間に耐えてフランクフルト出張をしました。空の旅の最中、恐怖感もなく楽しいまでは行きませんが何とか乗ることができたとお話くださいました。またその一週間後には新幹線に乗ったのですが、その時も通路側の席にしてもらい難なく目的地へ到着できたと言っていました。
今でも定期的に来てくださっています。もう数年のお付き合いになります。お子さんも小学生のかわいい盛りのお子さんがいますのでますますお仕事をがんばるMさんをずっと応援しています。