自分を癒す一番の方法を見つけて
こんにちは、土曜日の一日が終わりました。一週間お疲れさまでした。自分をどうぞ労わってくださいね。家事育児仕事もしかして介護もしている人もいるかもしれませんね。本当によくやっている、本心で思えなくても自分をどうぞ褒めてあげて自分の心の傷をいやしてあげてくださいね。
目次
きれいな空間にいたことがない私
今、みなさんは自分にとって快適な場所にいますか？心地よいですか？散らかっていませんか？私はもの心ついた時からずっと「だらしない」と言われて育ちました。片づけ方がまったくわかりません。私をののしる母だって片づけられる人ではないのです。でも私を烈火のごとく毎日𠮟りつけていました。片付いた空間にいた経験がありません。
「お前は親ができないこと（片づけ）をやる気がない何もしない冷たい人間だ」「学歴だけしか自慢するものがない人間」「学校で習ったことしかわからないやつ」と同居を解消するまで４０年間言われていました。ある時は「汚な好き」と私を吹聴していました。毎日毎日だらしないと怒鳴られていました。「だらしない」という呪文がいつも私を暗く重苦しく支配していました。
整理収納アドバイザー先生真理子さんとの出会い
母親と離れることになっても、やはり部屋が片付きません。ものがいっぱいの部屋。専業主婦の患者さんに片づけのことを相談したりして何とかやっていましたが、やはり部屋をもっともっと片づけてきれいな空間に住んでみたい。何より朝一番に目に入るものが美しいものであってほしい。もっと自分の心の傷を癒したいと決心して、杉江真理子さんに片づけをお願いしました。片づけのサポートをしてくださる素晴らしい先生です。
プロのサポートを受けて自らも手を動かすことで、こんな風に部屋をしてみたいと意欲がわいてきました。自分の好きなものさえも良く分かってなかったのかもしれません。真理子さんが来てくれた日を契機にどんどん収納をはじめました。
おうちをパワースポット化する決心
先月、真理子さんの自宅にお邪魔してセミナーを受けてみました。お家をパワースポット化するという素敵な内容です。とにかく真理子さんのおうちはとってもきれいで、物が少なくて刺激になりました。私は家に帰ってどんどん物を捨てました。片づけスイッチが入り、お皿も捨てました。子供のおもちゃも使わないものは思い切って捨てました。
捨てている最中に思い浮かぶ母の顔
物を捨てているとき、母親の顔が思い浮かびます。お皿を２００枚以上持っている母。布団も２０枚以上は持っている母。いったん捨てたものを拾ってくる母。なぜか母親の姿が思い浮かびます。罪悪感でしょうね、物を粗末にする悪い娘だと。物を捨てて花が飾れる空間にすることは母との決別を意味していました。
母が私に持たせてくれたお皿も捨てました。セミナーを受けて、自分は白い皿なんか別にほしくはなかったと気が付いたからです。今まで母親に遠慮をして勧められたことをほとんどすべて受け入れていました。もう子供ではないのですから、母の陰におびえる必要なんてなかったのです。
片づけは自分を癒す行為だった
今、私の部屋は以前に比べたらずっときれいです。お花を飾るに相応しい部屋になっています。それを目にする都度に自信が湧きます。「自分は何もできない人間ではない」「だらしなくなんかない」「きれい好きで努力家なんだ」と思うようにしています。今まで何万という心理学の本を読んできました。でも何も変わらなかった。片づけをすることが一番のコンプレックスを解消することでした。
もし今あなたの部屋が快適でないのなら、ぜひ行動してみて。四隅を掃いてみるだけでも良い。トイレの便器ををきれいにしてみるだけでも良い。ほんの小さなアクションで良いのです。もし片づけられなくて途方にくれているなら真理子さんのようなプロに相談しても良い。幼いころの傷を癒す第一歩になる変化がありますよ。
