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自律神経失調症・うつ・パニック障害は整体で改善します

子どもの強さを信じる

 
この記事を書いている人 - WRITER -
大手化粧品メーカー勤務中にカウンセリングの世界に出会う。 カウンセリングや精神分析の研究をしながら、精神と体の両方へのアプローチをしながら整体を行うことが原因不明の不調が改善する近道だと感じ、院長と共にカウンセリング技術と自律神経調整法を開発し、日々研鑽に勤めている。
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他人に振り回されるのはまっぴらだ。常にそう思い続けている。それは実母との確執が生まれた時からあったと言っても過言ではない家庭で育ったからだ。加えて、大人のトラブルを幼い時から見ていたことも影響している。私には無邪気な子供時代が本当に少なかった気がする。いや、周囲が子供でいることを許してくれなかったのかもしれない。

年々生きづらさが増していった30代。こんな人生は嫌だと真剣にカウンセリングや心理学を学び始めた。10年以上の年月を経て、やっと他人に振り回させることが少なくなり、自分軸が確立してきたと実感していたのだが。

その自信がぐらつきそうな出来事があった。四男が帰宅後にこう言い放った。「○○くんが、付いてこないで」って言うんだ。「もう遊ばない」って言うんだ。それを聞くとさすがに、胸がちくっとした。ほんの少しだけ。

どうやら、四男が何となく嫌われてしまった?と感じだ。真相はよくわからない。賢い母たちは、何と言うんだろう?きっと四男が前向きになる言葉や励ましの言葉をかけてあげるんだろうな。などとおぼろげに思う。

私は賢くないし、これから畏き母に転身する気もない。ただ、絶対にやらないことは「どうして息子を避けるんだろう?」と悶々と考えてしまうことだ。そんなこと、相手にしかわからない。子どもたちには子供の世界があるのだ。

今まで出会って来た恐ろしくも問題解決能力のない一部の母君の様に、相手様のおうちに電話するなどもっての外だ。私ができるのは、「そんな経験を積んで大人になっていけよ」と無言のエールを送ることしかできない。

他人に振り回されるのはまっぴらだ。いや、自ら振り回されに行くのはまっぴらだ、が正しい。繰り返しになるが、子供たちには、子供たちの世界があるのだ。辛い経験も、ちくりと刺すような胸の痛みも成長の糧にしていける力が私たちにも子どもたちにも備わっているのだ。それを私は信じているから、ただただ成長の遅いかもしれない四男を見守っていくだけなのだ。

さあこの文章を書き終えたら、息子と一緒にお菓子を買いに行こう。

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