風邪による不安とパニック症状|心の健康を守るポイント
こんにちは、整体院おかべです。先ほど、いらっしゃってくださったHさんからのヒントを頂き、今日の記事を書いています。
「パニック障害と風邪って密接な関係がありますよね?」
この言葉はHさんが先ほどおっしゃっていたものです。彼は重度のパニック障害があった方で、整体院おかべに来る前は雨や雪が降る前になると、お腹が張り裂けそうに張ってしまったり、外出するのが怖くなってしまったりする方でした。
おかべとはもう数年のお付き合いになります。体調がかなり良くなっても以前のような思いをしたくないと通ってくださるがんばりやさんです。
彼が言う、密接な関係とはどのようなことがあるのでしょうか?Hさんの意見を絡めて私なりの答えを書いてみました。
Table of Contents
パニック障害と風邪の関係
風邪は、ウイルスが原因で体調が悪くなるもので、咳や鼻水、熱が出たりしますね。これがパニック障害にどう関係するかというと、いくつかのポイントがあります。
前述のHさんの意見を交えながらまとめてみました。
1. 体調が悪いと不安が増える
風邪をひくと、身体がだるくなったり、頭が痛くなったりします。こういう時はもちろん、不安になりがちです。「俺、もしかして重い病気?」とか「いつまでこのままなの?」と考えてしまうことがあると思います。
これはパニック障害の人に特に影響します。その不安は、パニック発作を引き起こすこともあります。
2. パニックの症状と風邪の症状が似ている
これもHさんがおっしゃっていたことですが、パニック障害の人は、心拍数が急に上がったり、息切れを感じたりすることがよくあります。実は、風邪で息苦しくなったりすることもあるから、混乱して「もしかしてパニック発作が来た?」と思うこともあります。
当院にはこのように風邪の症状の悪い部分ばかりフォーカス四過ぎてしまい、辛いことばかり考えてしまう方、考えすぎて体調を崩しそうだと仰る方が多く来ています。
3. 風邪で生活リズムが崩れる
風邪をひくと、仕事や学校を休むことになります。それがストレスになって、「もっと頑張らなきゃ!」というプレッシャーを感じることも。そうすると、パニック障害の人はさらに不安が増えてしまうことがあります。
また、もっと頑張れない自分を非難して責めてしまうので気持ちが非常に落ち込む人もいます。
4. ストレスと免疫の関係
ストレスや不安は体に影響を与えることがあるので、ストレスが溜まると免疫力が落ちて風邪を引きやすくなることもあります。パニック障害の人は、普段以上に体調を気にしてしまうことがあるので、悪循環になることも。
まとめ
風邪とパニック障害は思った以上に関係が深いことが明白ですね。体調が悪いと心にも影響が出て、逆に心にストレスがたまると体調も崩れてしまうことがあります。風邪をひいたときは、体だけでなく心の健康にも気を使うことが大切です。
もし不安でいっぱいで何も手につかない状態だったり、頭の中が忙しすぎて考えがまとまらないぐらいだと言う方は是非、整体院おかべにいらっしゃってください。
貴方のお力に必ずなります。心身と思考の正常な働きを取り戻していきましょう。