【自律神経失調症】ストレスがひどく息苦しくなってしまう症状がなくなった!?
30代 女性 相模原市
私一人が頑張ればどうにかなると思っていたのが間違えでした。
知らないうちにストレスと疲れが蓄積していました。
安藤さん(仮名)は、いわゆるワーママです。
大急ぎで帰りの電車に飛び乗り
帰り道では夕飯の献立に思いを巡らせています。
「息をつく暇もないのかもしれません」
とご本人が言うように
朝、子供の保育園の準備をし、
大急ぎで家を出て、子供を登園させた
後に出社します。
ご主人はのんびり屋さんと言うか
そこまで焦って頑張ることもないと
いう考えがあるらしく
それほど育児に協力的では
ありません。
安藤さんとご主人はその頑張りの度合いに
ついて相違があり、たびたび衝突してきましたが
ご主人の態度に変化はなく、半ばあきらめて
自分がやればいいやと思うようになっていた
そうです。
そんなある日、いつものように大急ぎで
作り終わりほっと一息ついていた時でした。
急に胸が苦しくなり、心臓が口から飛び出そうな
ほどの動悸に襲われたのです。
このままでは死んでしまう!
彼女は救急車を呼んでしまいました。
旦那さんが深夜に帰ってくるので
一人で育児をしているので
お子さん二人を救急車に乗せて
一緒に病院に向かったそうです。
到着した先の病院の診断はなんともないでした。
病院に着いた時も、ひどい動悸がしていたのですが
特に不整脈もなく、腎臓には問題はないと
言われてそのまま帰されたそうです。
同じようなことがやはり夜になんども
あったのですが、そのたびに「なんともない」
で帰されていて、安藤さんはほとほと
困ってしまいました。
そして、夜になると
「また、あの苦しさが来るのではないか?」と
思ってつらくなり、怖くて眠れなくなってきました。
そんな状況を見るに見かねて
ご主人が当院に安藤さんを連れてきました。
当院に来た当初、彼女は疲れ果てていました。
子供を抱っこしながら料理をするせいか
左の肩が前に入り込んでいたり
首のゆがみから頭蓋骨の歪みを誘発しているので
息苦しさと動悸が出やすい状態でした。
また、彼女の余裕が全くない生活が何よりも
問題でした。
おかべは、ご主人に頑張りすぎてしまう
奥さんの性格を説明し、ほめてあげてほしいことと
家事をできることから手伝ってあげてほしいことを
伝えました。
そして、骨格の矯正がかなり進んだ一か月後には
あれほどひどかったドキドキや不安感がかなり
取れていました。
ご夫婦ともに喜ばれていたのは、安藤さんの性格が
穏やかになられたことでした。
以前は完璧主義でイライラしていたのに
かなり落ち着き、ご家庭の雰囲気もピリピリしなく
なったそうです。
健康を取り戻したこととご主人と奥様の努力により
幸せをつかんだのです。
健康になると人間は性格が変わります。
厳密に書くと、変わったのではなく本来の自分を
取り戻せるのです。