【お客様の改善例】曇りの日の頭痛(気象病)を緩和する方法
10代 男性 あきる野市
こんにちは、六月も半ばになり熱くなってきましたね。梅雨に入り湿気もあり、体調が崩れてしまいがちになる季節になってきました。暑い中マスクをしていると、酸素量を少なくなり頭痛の原因にもなります。周囲の目を気にしすぎて誰もいないのにマスクを着け続けるひともいます。周囲に誰もいないのならマスクを外して深呼吸してくださいね。とにかく人の目を気にしすぎる自分に気が付いてくださいね。
今日から連続記事投稿14日間チャレンジをします。がんばります。
曇りの日や雨が降りそうな日は頭痛に悩んでいた
さて、今日は頭痛がほとんど出なくなった患者様のお話を紹介します。あきる野市から電車で来てくださっている女性Aさんは、雨が降る前になると頭痛がひどくなり会社に行っても仕事がはかどりません。雨が降ってしまってからは楽になるので、梅雨時期は憂鬱ですとおっしゃりおかべに来てくれました。
気象病を改善するために自律神経を整える整体をおこなう
彼女はいわゆる気象病でした。低血圧になると体調が悪くなるのです。体に対する圧が低くなり血管が膨張して頭痛を引き起こしていました。頭痛だけではなく、めまいや自律神経失調症、うつなどにも影響を及ぼします。
当院では、自律神経を整えるための整体と耳周辺の骨格のゆがみを取ることを重点的に行いました。また家でやってほしいことをお願いしました。
- 湯船に入ること
- 適度な運動をすること
- 甘いものを控えること
湯船に入る人が減っている
最近、面倒なので湯船ではなくシャワーで済ませているという患者さんが増えています。時間がなかったり疲れているのはわかります。が疲れているときほどゆっくりと湯船に入ってもらいたいです。入浴すると身体が血行がよくなります。また、疲労物質や老廃物が血流にのって流されていくので疲労が取れていきます。 それだけではなく体臭を小さくしてくれる力もあります。
朝のウオーキングをお勧めした理由
ゆっくりなるべく長く続けられる運動として歩くことを勧めました。特に朝の光に浴びてほしいともお伝えして、Aさんは歩くことを実行してくれました。運動をすることで内臓の動きが活発になりますし、朝の光を浴びることでセロトニンが出てきて精神が安定します。頭痛だけではなく落ち込みがある人にも朝ウォーキングをお勧めします。
甘いものを食べすぎると頭痛の原因になる
女性は甘いものが好きな方が多いです。ただ、甘いものを多く摂取していると頭痛の原因になりますので注意が必要です。一度に大量の糖質を摂ると、短い時間で血糖値が急上昇します。これに対して膵臓はインスリンを放出して血糖値を下げようとします。そして血糖値が急降下する。
血糖値の急激な下げで70ml/dlを切ると眠気やだるさそして頭痛が引き起こされます。一番恐ろしいのはこのような血糖値の上げ下げを繰り返していると膵臓が疲れてしまい、動かなくなり必要以上の血糖値を下げてしまったりします。この状態は『反応性低血糖症』と言います。眠気やだるさ、イライラや動悸ややる気のなさを引き起こします。つまりやうつや自律神経失調症と同じ症状です。
頭痛薬以外の改善方法もあることを知っておく
Aさんはアドバイスに従って上記3つのことを整体に通いながらやってくれました。数か月続けていくうちにだんだんと頭痛の度合いが小さくなっていったと教えてくれました。すでに何年も薬を飲んでいるのもやめたいとも言っていました。今は薬の量が減り、梅雨時期ですがひどい状態は免れています。頭が痛くなればすぐに薬に手を伸ばすのではなく、自分でできて継続できることを少しでも良いから行っていくこと。そうすることでまた小さな変化が起こって健康や達成感を手に入れることができますよ。