【質問】うつの薬があなたに効かない理由は?
こんにちは、外に出た時にどこからか金木犀の香りが漂ってきました。秋の冷たい空気と金木犀の香り。幼いころの記憶がよみがえります。私は保育園の頃、肥満児でした。親になって自覚するのですが、子供の肥満は親の責任です。太る食事つまり糖質の高い食事を親が好んでいる可能性があります。思えば祖母がこっそりチョコやお菓子を買ってくれたり、ごっそりと砂糖を付けた八朔を食べさせてくれていました。そりゃ太るよね💦
そんな私を見かねて父親が早朝ランニングに連れ出しました。父は怒りっぽい人で、さぼりたい日があって私が行きたがらないとカンカンに顔を真っ赤にして怒鳴っていました。このころから私は根性なしと言われるのが怖くて必死で頑張る癖がついたのかも。諭したりなだめたりする文化のない家に育った父と母だから、あんな行動しかできなかったのかもしれません。親にも親の都合があったんだろうな。根性がない人間になったらこの子は将来生きていけないと思い込んでいたのかもしれないですね。
根性なんてなくても生きていけますよ、深刻に考えなくても大丈夫。タイムスリップできたら言ってあげたいな。さて本題にはいります。今日は質問を頂いたのでお答えしますね。
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うつと診断されたのですが、薬が効きません
うつと診断されました。薬は、ジェイゾロフトや誘眠剤を飲んでいますが不安感やだるさなどが全く消えません。
飲み始めてもう6か月になりますが、薬の量がほかにも増えるばかりです。どうすればよいでしょうか?
このようなお悩みのご相談を頂きました。
薬のほかにカフェインを摂取していますか?
質問者様はコーヒー、紅茶、日本茶を飲みますか?エナジードリンクやお酒も飲みますか?お薬が効かないとよく訴える人は得てして余計なものを摂取していることがあります。薬を飲んでいる時は、肝臓が一生懸命働いている時なので、カフェインが入っているものはやめましょう。この際、断カフェインしてしまいましょう。元気になれば、また飲むことができるので。今はお水に切り替えましょう。薬とカフェインの併せ飲みは良い結果を生みません。お酒もそうです。すぐにやめてくださいね。
薬自体が合わないのかもしれません
また、お薬自体が合わないということもあります。すぐにお医者様に相談して違う薬に変えてもらうのも一つかもしれませんね。私が担当している方で、お薬を変えてみたらぐぐっと体調が良くなったという方もいらっしゃいます。合う、合わないは体質によってあるのだと感じています。
実はうつではなかったケースもあります
そして三つ目、あなたの症状はうつではない可能性があるのかもしれません。うつでないなら、うつの薬が効果がないのはうなづけますね。当院に来ている「うつ」を訴えていた人で実はうつではなかった人がいます。つまりうつだと思い込んでいたのです。
うつだと思って病院にかかって薬も飲んでいたけれど、実は違って
- 側湾症
- 肝臓のひどい疲労
- 内臓機能の低下
が原因でつらい思いをしています。うつと同じ症状(だるさや落ち込み・不安感や息苦しさなど)が出てしまうので間違えてしまいますよね。どれが原因なのかを見極め、どのようにしていくかの計画を立ててじっくり向き合う必要がありますね。
焦るあまり全く無駄な努力をしている人も多くいます。残念ながら大切な時間もお金も無駄にすることになります。それだけは避けてほしいです。以下の三つをきっちり抑えて対策を立てて行動すれば光は見えてきますよ。
- 何が自分に必要なのか?
- 不調の本当の理由は何なのか?
- 自分に合った治療を知りたい
お薬や医療機関以外のアプローチを考えたい人、話をじっくりしながら解決策を探りたい方はぜひおかべにいらっしゃってくださいね。ご予約はこちらからお願いします。