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絶対に別れない!働かないで借金を何度もする男性と結婚した親戚の末路2

 
この記事を書いている人 - WRITER -
大手化粧品メーカー勤務中にカウンセリングの世界に出会う。 カウンセリングや精神分析の研究をしながら、精神と体の両方へのアプローチをしながら整体を行うことが原因不明の不調が改善する近道だと感じ、院長と共にカウンセリング技術と自律神経調整法を開発し、日々研鑽に勤めている。
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こんにちは、先日大好きな整理収納アドバイザーの杉江さんのおうちセミナーへ行ってきました。素晴らしく片付いて明るい光のさす素敵なお部屋で、そこにいるだけでエネルギーをもらえます。おうちをパワースポット化するがテーマなのが体感できますよ。本当に自分が好きなものは何か?快適な空間に自分はいるのか?などを改めて考えることができる一日でした。

私は、自信をつけるのに一番の行為はアファーメーション、運動、部屋の片づけだと考えています。常に自分をきれいで片付いた空間にいさせてあげることはまさしく自分を大切にする行為だから。片づけがコンプレックスだった私はなおさら整理整頓は大切な行為です。片づけはまさしく「気持ちに片をつける」儀式ですね。杉江さんに出会ってからは、仕事の合間にどかっと座る時間を減らして片づけに励んでいます。

本題に入ります。おかあさんが人生や意思決定をすべて奪ってしまった私の親戚の人生についての続きです。

下宿先を物でいっぱいにするゆうちゃん

ゆうちゃんは高校を卒業しました。その直後に上京し、専門学校に通うことになりました。おかあさんと離れてくらすゆうちゃん。お部屋をまったく片づけられず下宿先でよく怒られていました。百円ショップで買ったものなどが山のように積み上げてあるからです。※これはこの家の文化なのです。母親が怒りながら子供のやる分までやってしまうので、子供たちは片づけができなかったり意思決定ができなかったりします。母親たちは素晴らしいプレイヤーですが、子供に技術を教えることができません。なぜなら子供ができるようになるまで我慢強く待つことができずブチ切れるからです。私の母もそうです。

ただ、下宿先のおばさんはゆうちゃんは専門学校で一番の成績で、頭もよく技術もできる子だと言っていました。見た目もかわいいこなので、学校でよくモテていたそうです。が、ゆうちゃんの選んだ男性は意外な人物でした。

無職の巨漢男性と恋に落ちる

就職先のお客さんのある男性と出会い結婚したゆうちゃん。その男性は無職の人でした。「肉しか食べない」と公言しており、体重はゆうに100キロを超える巨漢です。べらべらと明るく話す男性でした。その男性の横で一言も話さずただにこにこするゆうちゃん。以前もむすっとした顔とは別人のようです。男性と二人きりの時は人が変わったようにおしゃべりになるそうです。技術を身に着けたゆうちゃんは、その男性をつれて田舎に帰ります。ゆうちゃんのお母さんと同居するつもりだと言っていました。ゆうちゃんの旦那さんは婿養子になりました。

不思議なことに、田舎に帰ってもまともな職につかない旦那さんをあの働き者のおかあさんが受け入れたのです。明るく調子よく話す彼を最初は悪く思わなかったのかもしれません。が、数年後お婿さんは数百万円の借金を作っていたそうです。そのお金をすべて働き者のお母さんがすべて払ってあげたそうです。

生活費や借金を払ってあげること数回。おばさんが田舎でためたお金はすべてなくなってしまったと言います。朝から晩まで働いてためたお金。話を聞いた時には私まで暗い気持ちになりました。

何度も借金を作る旦那さん。「最高に良い人だ」と言うゆうちゃん

それでもゆうちゃんは旦那さんが大好きでした。何度も働き者のおかあさんに別れろと迫られたそうです。が一切首を縦には振りませんでした。多分、ゆうちゃんはお母さんが与えてくれなかった愛を旦那さんに感じているのだと思います。いつも真剣で一生懸命で怒り狂っているお母さんとは対照的なへらへらとした男性。でも彼女をとても褒めてくれるそうです。いつも生活は苦しいゆうちゃんですが、そんなのなんのその。お母さんに経済的に助けてもらいながら子育てをしていました。

ある日、ゆうちゃんは独立して自分のお店を構えました。田舎で暮らすには十分なお金を稼ぐようになりました。無職だった旦那さんも日雇いの仕事を見つけるように。子供にも恵まれて幸せに暮らしていると風のうわさで聞いていました。お母さんから離れて暮らしだし、これで働き者のおばさんも安心したんだろうなと思っていました。

性犯罪を起こした人でも絶対に別れない

ある日、私の兄弟から電話がありました。あるニュースについてです。私は耳をを疑いました。ゆうちゃんの旦那さんが性犯罪を起こして逮捕された内容でした。実は前科もあり、実刑判決が下され今は収監されているとその後聞きました。あの働き者のおかあさんは、手元にある全財産を包んで被害者に届けたともうわさで知りました。

そしてゆうちゃん一家は、子供たちは通っていた学校をやめて引きこもっていると聞きました。ゆうちゃんのお店は継続しているとも。ゆうちゃんはこんなことがあっても、旦那さんとは絶対に別れない、あんないい人はいないんだと今でも言っていて刑期が終わるのを待っているそうです。

誉め言葉と優しい言葉に飢えている

ゆうちゃんの人生を追うといろんな心の問題を感じます。被害者に謝罪に行くのはお母さんで自分は行かないけれども絶対に旦那さんとは別れないと言っている矛盾。お母さんに依存して、旦那さんにも心理的に依存しているゆうちゃん。一国一城の主として働いているけれど、心は自立できない悲しさを感じずにおられません。

ゆうちゃんのおばあちゃん、おかあさん、ゆうちゃんの三世代は共通点があります。旦那さんに経済的に頼れないことです。おばあちゃんの旦那さんは事故で体が弱くなり思うように動けなくなった。ゆうちゃんのお父さんも旦那さんも定職にはつかなかった。だからがむしゃらに怒りながら働いていた。ゆうちゃんは働かない太った旦那さんに安らぎを感じていた。お金なんかよりも安らぎが欲しかった。

おかあさんがくれなかった優しい言葉や誉め言葉に飢えていた。怒らずにただ明るい会話する母親を欲していたのかもしれません。今も彼女と子供たちはお父さんの帰りをひたすらに待っているそうです。母親に支配された人生からの脱却としての行為なのかもしれません。

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大手化粧品メーカー勤務中にカウンセリングの世界に出会う。 カウンセリングや精神分析の研究をしながら、精神と体の両方へのアプローチをしながら整体を行うことが原因不明の不調が改善する近道だと感じ、院長と共にカウンセリング技術と自律神経調整法を開発し、日々研鑽に勤めている。
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