気持ちを安定させる科学的に効果のある方法
こんにちは、秋の空がきれいでうれしいですね。今日は午前中、妹のお店に行きました。妹はとても明るくていつも元気をくれる存在で生真面目な視点に偏ることがある私に新鮮な空気を吹き入れてくれます。
今、私には心配なことがあります。自分の年齢が上がって来ていること。息子たちの進路のこと。四人兄弟のうちの一人が受験、一人が小学校に上がります。
でも心配の根源は自分のなかにあります。掘り下げていくと、「失敗したらダメ人間」だと思っていて極端に失敗を怖がっている。友達ができなかったら?はずれの学校だったら?って自分ごとにして悩んでいます。でも結局は子供たちには環境になじむ力があるんですよね。
そして私にも問題を乗り越える力があるはず。自分をしっかり褒めてあげることが足りないとグラグラと気持ちもなりがち。そして自分へのエールも込めて今日は科学的な気持ちを安定させる方法を書いていきます。いくつかありますので、今日はまず1つご紹介しますね。
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運動がメンタルヘルスに良い影響を及ぼす
これは何度か触れていますが、運動をすることでかなり精神的に安定します。私はずっと実母と不仲でしたし、トラブルを近所と起こしたり、万引きや自殺未遂をする祖母に育てられたことから不安感が強い子供でした。怒鳴られたり怒られることが常だったのでまじめすぎるぐらい真面目な人間で、不器用でした。
そんな私ですが、どういう訳か友達に恵まれ、非常に悩みやすい人間ではあるのですが学校も行きたくないと思ったことはほとんどありません。会社も何とかお勤めできました。辛かったけど・・・。ですが十代の頃はそれほどの落ち込みがありませんでした。それは部活で激しい運動をし続けていたからだと思っています。社会人になってから運動をしなかったことが落ち込みや切れやすさに通じていた気がします。
一時的に気持ちが沈んでも運動をしているうちにすっきりしたという経験が誰にでもあるのではないでしょうか?そのメカニズムを書いていきます。運動なんてできないよ・・・と言う方もご参考までに。
運動をすると気持ちが安定していくのはどうして?
運動をすることで自律神経が整い交感神経が優位である時間が長くなることがわかっています。前向きな気分でいる時間が長くなるのです。また、ストレスを軽減してくれるホルモンであるセロトニンが出てくることもわかっています。同じくエンドルフィンも分泌されます。
激しい運動をやらなくてはと思わないでくださいね。軽いウオーキングでも大丈夫ですよ。セロトニンとエンドルフィンをもう少し次の項で詳しく説明しますね。
気持ちを安定させるホルモンのセロトニンとエンドルフィン
セロトニンは精神安定剤ともいえる働きをしてくれます。実は精神安定剤と同じ分子構造を持っているそうです。からだってすごいです。また頭の回転も良くしてくれたり、カンの鋭さもセロトニンが関わっています。
一方、エンドルフィンは体内で分泌されるモルヒネです。エンドルフィンが出ることにより幸福感や痛みを軽減することができます。エンドルフィンは食事の後など、満足感や達成感を得た時に出てくると言います。
運動をすることでこの両方を安定的に分泌することができる上に、体力もつき免疫力も上がるのです。ではどれぐらいの頻度や強度で運動をすれば良いのでしょうか?
効果的な運動量とは?
実ははっきりした効果のある運動量は分かっていません。少なくともWHOが勧めているのは、週に150時間の息が上がる程度の運動です。少しハアハアするぐらいのジョギングや早歩きが良いのではないでしょうか?週末に一気にやるのは大変なので、一日に20分程度やるのはいかかでしょうか?また上級者はHIITやダッシュをするなど激しい強度のものを週に75分程度やると良いと言われています。
人生を変えるつもりでぜひやってみてね
おかべ